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カードローン審査は厳しいのか?審査に通るポイントを現役銀行員が徹底解説!

審査

「カードローン審査は厳しい?」

「カードローン審査に通るためのポイントが知りたい!」

このような不安や疑問を抱えている人は少なくありません。

結論から言いますと、カードローンを取り扱いしている金融機関各社はカードローンの審査基準について公開していないため、審査が通るかどうかの難易度についてははっきりしたことは言えません。

しかし実は、カードローン審査に通るための「ポイント」は存在します。ポイントをおさえることできれば、カードローン審査の通過率を上げられますので、確認しておきましょう。

そこで今回は、現役銀行員が「カードローン審査に通るポイント」をテーマに徹底解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

カードローン審査の会社別の申し込み条件

カードローン審査に通るポイントを紹介する前に、カードローン会社が公表している「申し込み条件」について説明します。

申し込み条件とは「申し込みが可能か判断する基準」の事です。申し込み条件に該当しない方は申し込み自体できないため、カードローン審査をする前に申し込み条件を満たしている必要があります。

【カードローン会社別申し込み条件】

カードローン会社/商品名申し込み条件
銀行みずほ銀行
「みずほ銀行カードローン」
・契約時、満20歳以上満66歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
三菱UFJ銀行
「バンクイック」
・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さま
・原則安定した収入のあるお客さま
・保証会社(アコム(株))の保証を受けられるお客さま
三井住友銀行
「三井住友銀行カードローン」
・お申し込み時満20歳以上満69歳以下の方。
・原則安定したご収入のある方。
・当行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方。
消費者金融アコム
「カードローン」
・18歳〜69歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方。
※18、19歳の方は収入証明書の提出が必須
プロミス
「フリーキャッシング」
・20歳以上69歳以下の安定した収入がある人
※主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申し込みいただけます。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申し込みいただけません。
アイフル
「キャッシングローン」
・満20歳以上69歳までの方
・定期的な収入と返済能力を有する方

代表的なカードローン会社6社の申し込み条件は以上の通りです。

各社共通しているのは「年齢」と「安定した収入」が申し込みの条件なっていることです。これらは、その他の多くの金融機関でも申し込みの条件となっています。年齢はおおよそ70歳以下で、何かしらの収入を得ていることが必要です。

まずは自分が「年齢」「収入」の条件を満たしており、申し込み可能なのかどうかを確認する必要があります。

カードローン審査の審査内容

次に、カードローン審査の審査内容について確認していきましょう。

カードローン審査は、申込書に記載する項目を基に行われます。

申込書に記載する項目はカードローン各社基本的に変わりません。代表的な項目を以下に記載しますので参考にして下さい。

【カードローン審査の審査項目】

審査項目詳細
申込者の基本情報①氏名(カナ) ②生年月日 ③性別 ④運転免許書の有無(ある場合は番号) ⑤電話番号(携帯/自宅電話)
申込者の住所・家族の情報①住所 ②居住年数 ③持ち家/賃貸 ④子供/扶養親族 ⑤配偶者の有無
申込者の勤務先の情報①勤務先 ②勤務先住所 ③勤務先電話番号 ④勤続年数 ⑤雇用形態 ⑥所属/担当部署 ⑦年収 ⑧勤務先の人数
その他項目①希望金額 ②他社借入 ③メールアドレス ④希望する連絡方法/時間帯

消費者金融系のカードローン会社の場合、上記の他に、配偶者の年収や保険証の種類(社保/国保)などの申告が求められる場合があります。逆に銀行カードローン会社の場合は、他社借入などの申告が不要な場合もあります

カードローン審査で特に審査される内容

申込書に記載した項目を基に審査が行われますが、特に審査される内容は以下の3つです。

  • 本人の属性
  • 返済能力
  • 個人信用情報

それぞれについて詳しく解説していきましょう。

申し込み者本人の属性

本人の属性とは、申込者本人の年収や職業、勤続年数や年齢、家族構成や住居状況などの個人情報の事です。これらの情報を基に「この人は融資を返済してくれるかどうか」を判断することとなります。

カードローン会社には大量の個人情報が保有されており、過去にカードローンを利用した顧客の属性と傾向を利用し、申込者本人の属性と見比べて申告内容をスコアリング(点数化)し審査を行っています。

例えば、年収が高ければ審査が有利になったり、他社借入が多い場合や、勤続年数が短い場合などは審査が不利になったりします。

尚、スコアリング(点数化)される項目や配点についてはカードローン会社によって異なります。つまり、仮に1社カードローン審査で点数が足りなくて落ちたとしても、別の会社で審査に通ることもあります。

審査で重要なのは本人の返済能力

返済能力とは、カードローン借入をした場合、融資したお金を返済する能力の事です。返済能力がない場合は、カードローン審査には通りません。

返済能力は、本人の年収と現在の借入状況を総合的に判断して審査されます。返済能力を判断する上では「返済比率」と「総量規制」の二つの指標を利用します。

審査では返済比率もチェックされる

まずは返済比率について説明していきましょう。

返済比率とは年収に対する返済額の割合のことです。返済比率が高ければ収入から借金の返済に充てなければならない割合が大きく、審査が不利になり、返済比率が低ければ低いほど返済に充てる能力が高いと判断され、審査が通りやすくなります。

返済比率はどんなに高くても「40%」までが審査の基準である金融機関が多く、それ以上だと審査にはほとんど通りません。基本的には「35%」程度に収まることが審査を通過する上では理想的でしょう。

尚、返済比率は以下の計算方法により算出できます。

返済比率の計算方法

全借入の年間返済額÷年収×100=返済比率

具体的に、年収400万円のSさんが新たに30万円のカードローンを審査申し込みしたケースを考えてみましょう。

【借入状況】

カードローン会社借入金額毎月返済額年間返済額
A社100万円3万円36万円
B社50万円2万円24万円
C社20万円1万円12万円
合計170万円6万円72万円

Sさんの借入状況は以上の通りです。現在、Sさんは毎月6万円返済しており、年間の返済額は72万円となっています。この場合でのSさんの返済比率は「72万円÷400万円×100=18%」となり、現在の年収で借入の返済が十分に行われていることが分かります。

そこでSさんは、今回新たに借入希望金額30万円でD社にカードローン申し込みを行いました。

【借入状況】

カードローン会社借入金額毎月返済額年間返済額
A社100万円3万円36万円
B社50万円2万円24万円
C社20万円1万円12万円
D社(今回)30万円(希望額)2万円24万円
合計200万円8万円96万円

今回審査申し込みしたD社分を加味すると年間返済額は96万円になります。

この場合、Sさんの返済率は以下の通りです。

■96万円÷400万円×100=24%

Sさんのケースでは返済比率が「24%」で収まっているので、新たなカードローン審査に通る可能性は十分あると判断されます。

総量規制

次に、返済能力を判断する上でもう一つ重要な指標は「総量規制」です。

【総量規制】

総量規制とは借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入はできなくなる、という内容です。例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

出展:金融庁HP

総量規制は、消費者金融に起因する多重債務や過剰融資問題に対応するために2010年6月の改正貸金業法により施行されました。総量規制施行後は自己破産件数の減少が見られ、直接的に効果があったとされています。

総量規制では、複数の貸金業者から借入している場合、全ての貸金業者からの借入の合計が年収の3分の1以内でなければならないと決められています。つまり、既に借入総額が年収の3分の1を超えている場合、新たな借入はできません

Sさんの場合は、現在の全借入総額は170万円となっており、既に総量規制を超えています。返済比率が範囲内であっても総量規制を超えた貸付ができない以上、SさんはD社から新たにカードローン契約をすることはできません。

銀行カードローン審査と総量規制

総量規制は貸金業者を規制するものであるため、貸金業者ではない銀行カードローンや信用金庫のカードローンなどは対象外です。つまり、年収の3分の1を超えた契約も銀行カードローンであれば可能です。

しかし、近年は銀行カードローンであっても総量規制を考慮した貸付を行うようになりました。

なぜなら、2010年の貸金業法改正から消費者金融に代わって融資残高を伸ばし続けたのは「銀行カードローン」だったからです。銀行カードローンの過剰な貸付により、2016年には再び自己破産件数が増加傾向に転じてしまう等大きな社会問題となりました。

参照:https://www.sankei.com/article/20190206-R47QZF3PFVKKLAMRLI4QEPYTOA/

そのため、現在は銀行カードローンでも自主規制が強化され、年収の3分の1を超えたカードローン審査の通過は困難となりました。Sさんは、銀行カードローンであれば理論上審査に通る可能性はありますが、実際に審査が通過することは困難であると言わざるを得ないでしょう。

銀行の審査でも個人信用情報は最重要

個人信用情報とは、カードローンやクレジットカードなどの申し込みや契約に関する記録の事です。契約日や契約金額、現在の借入残高だけではなく、返済の延滞履歴や破産の情報なども全て記載されています。

そのため、個人信用情報を見れば、申込者のローンの利用状況や返済状況などを全て照会できてしまいます

現在日本には個人信用情報を管理している信用情報機関が3つ存在します。CICJICCKSCがあり、正規のカードローン会社はいずれかに必ず加盟し、登録を行っています。

CICは主にクレジットカードなどを扱う信販会社や、消費者金融など。JICCは主に消費者金融など。KSCは主に銀行や信用金庫などが加盟しています。

それぞれ独立した信用機関であるため、重複する信用情報もありますが、一つの情報機関にしか記載されていない信用情報もあります。そのため、金融機関によっては複数の信用情報機関に加盟しているケースもあり、大手消費者金融のアコムに関して言えばCICとJICCに加盟しています。

カードローン審査に申し込むと、申し込みを受けた金融機関は信用情報機関へ信用情報の開示請求を必ず行います。その上で、「借入を延滞していないか」「破産などの履歴がないか」「他社借入は多くないか」など総合的に審査することになります。

信用情報に「ブラック」と記載されているわけではない

勘違いされやすいのが、俗に言われる「ブラック」という言葉の意味です。

ブラックとは個人信用情報に傷がついている状態を指しますが、個人信用情報には「ブラック」という言葉が記載されているわけではありませんし、信用情報機関が「ブラック」として情報を区別しているわけでもありません。

カードローン会社は、個人信用情報に基づいて審査を行いますが、その信用情報が「ブラック」か否かを判断するのはカードローン会社自体です

つまり、A社がその個人信用情報を「ブラック」だと判断し融資を否決しても、B社が許容範囲だと判断すれば、同じ個人信用情報であったとしても契約することは可能です。

審査時、一般的にブラックとみなされる情報

一般的にブラックとしてみなされる情報は、以下のような情報です。

ブラックとしてみなされる情報
  1. 現在延滞中
  2. 債務整理中で借金を完済していない
  3. 自己破産の情報が記載されている
  4. 2か月を超える長期延滞している
  5. 「代位弁済」「異動」などの情報がある

以上の①~⑤に該当する場合は、基本的に審査に通りません。

特に「現在延滞中」の場合で審査に通ることは原則ありませんので、一日でも支払いが遅れている場合は、まず延滞を解消してから審査申し込みするようにしましょう。

カードローン会社が審査する理由

カードローンの審査に通るためには、カードローン会社がなぜ審査をするのか、その意図を知っていることも重要です。

カードローン会社も貸したお金を返済してもらわなければ事業として成り立たないため、申込人の返済能力を正しく把握しておく必要があります。そのため年収を確認したり個人信用情報の照会を行ったりします。

「この人なら融資しても問題ない」と思わせられるような属性や個人信用情報であれば、基本的に審査に落ちることはありません。言ってしまえば、カードローン会社に「融資しても大丈夫だ」と思わせられれば、カードローン審査は通る訳です。

しかし、今この文章を読んでいる人の多くは、自分の年収や個人信用情報に不安があり、審査が通るか心配と思っているのではないでしょうか。

実は、カードローン会社に「この人なら融資しても問題ない」と思わせられるような対策をすることは可能です。ポイントを知っているかいないかで、カードローン審査通過率が大きく変わるため、しっかり確認しておきましょう。

そこでここからは、今すぐ対策できるカードローン審査に通るためのポイントを紹介していきます。ぜひ取り組んでみてください。

今すぐ対策できるカードローン審査に通るための9つのポイント

カードローン会社が審査している項目が分かったところで、実際にカードローンの審査に通るためにはどのようなポイントに注意すればよいのか紹介していきます。

カードローン審査に通るためには以下の9つのポイントに気を付けてみてください。

審査に通るための9つのポイント
  1. 年収と借入希望額のバランスを考える
  2. 他社借入の整理
  3. メインバンクに申し込む
  4. 勤務先のメインバンクに申し込む
  5. 信用情報の開示請求をする
  6. 同時申し込みはしない
  7. 虚偽申告は絶対NG
  8. 申告ミスには気を付ける
  9. 消費者金融に申し込む

それぞれについて詳しく説明していきましょう。

カードローン審査では年収と借入希望額のバランスを考える

カードローン審査に通るために返済比率は特に審査される項目であると説明しました。現在の年収と借入希望額のバランスを見極めて審査申し込みすることが重要です。

例えば、年収200万円の人は100万円の希望金額でカードローン審査を申し込みしても、アコムなどの貸金業者では審査が通りません。総量規制対象外の銀行であっても通過は困難でしょう。

年収と借入希望額のバランスについては、以下に表を用意したので参考にして下さい。

【年収と借入の目安】

年収借入総額(希望額目安)年間返済額
0万円0万円以下0万円以下
100万円30万円以下35万円以下
200万円66万円以下70万円以下
300万円100万円以下105万円以下
400万円133万円以下140万円以下
500万円166万円以下175万円以下
600万円200万円以下210万円以下
700万円233万円以下245万円以下
800万円266万円以下280万円以下
900万円300万円以下315万円以下
1,000万円333万円以下350万円以下

ご自身の年収が300万円の場合は、カードローン希望額100万円以下で申し込みすると審査に通る可能性が高いです。他にカードローンなどの融資契約がある場合は、その分も追加して借入総額として計算して下さい。

審査前に他社借入の整理をした方が通りやすい

他社借入が多い場合は、審査申し込み前に整理した方が審査に通りやすくなります。

整理する内容は以下の2点です。

  1. 利用していないクレジットカードやカードローン契約を終了する
  2. 枠が残っているカードローンやフリーローンで借入を一本化し返済負担を減らす

利用していないクレジットカードやカードローン契約を終了する

利用していないクレジットカードやカードローンは借入に含まれないと考えている人は多いですが、それは間違いです。

カードローンやクレジットカードなどは借入枠が設定されています。借入枠は「借りたいときにいつでも借入できる枠」ですので、現在借入していなくても、契約がある限りいつでも借入できてしまいます。

そのため、カードローン審査では、利用していないクレジットカードやカードローンでも「借入総額」に含んで審査されます。つまり何枚もクレジットカードやカードローンを保有している場合審査が不利になります。

新たにカードローン審査に申し込む場合は、ご自身の使っていないクレジットカードやカードローンを先に契約終了しておくのが良いでしょう。

枠が残っているカードローンやフリーローンで借入を一本化し返済負担を減らす

1つ1つの借入が小さくても、借入件数が多いと返済比率が高くなります。

例えば以下のTさんを例に確認していきましょう。

【Tさんの借入状況】

カードローン会社借入金額毎月返済額年間返済額
A社50万円(借入枠50万)3万円36万円
B社30万円(借入枠100万)2万円24万円
C社20万円(借入枠30万)1万円12万円

Tさんの借入総額は100万なのに対し、年間返済額が72万円となっており、借入のバランスが悪いです。

しかしB社の借入枠はまだ70万円のこっているため、Tさんは借換をすることにしました。

【Tさんの借入状況】

カードローン会社借入金額毎月返済額年間返済額
A社0円0円0円
B社100万円(借入枠100万)4万円48万円
C社0円0円0円

借換を行った後では、借入総額は100万円で変わらないのにも関わらず年間返済額は48万円に減額されました。返済負担も軽減されたため、返済能力も借換前と比較して改善されました。

銀行カードローン審査はメインバンクに申し込む

メインバンクに申し込みすることも、審査を通過させる上で重要です。

メインバンクとは、まず「給与振込」受け取り銀行であること、その次に公共料金などの自動振替があること、保険や個人向け国債などの預かり資産の契約をしている銀行の事です。

消費者金融などのノンバンク(預金機能が無い金融機関)は属性や信用情報が重要視されますが、実は銀行では預金量や取引の大小により審査が有利にすすむケースがあります

取引の大小によって審査が変化する可能性があるのは以下のような項目です。

【取引項目】

①給与振込の有無 ②事業性売上金入金の有無 ③年金入金の有無 ④定期預金の年数及び預入金額 ⑤定期積金の年数及び預入金額 ⑥保険、個人向け国債、投資信託などの取引 ⑦その他、銀行発行のクレジットカードなどの保有状況 ⑧出資会員かどうか(信用金庫等) ⑨その他ローンの利用実績 ⑩取引年数 など

特に「給与振込」や「事業性売上金入金」がある銀行は審査が有利に進む傾向にあります。

勤務先のメインバンクに申し込みした方が審査が有利

カードローン審査では、安定した収入が今後も継続して得られるかどうかという観点から、勤務先も重要な審査項目となっています。

その上で、自分の勤務先に銀行員の担当者が出入りしている場合、その銀行のカードローン審査を申し込みすると審査が有利に進む可能性があります

勤務先に銀行担当者が出入りしている場合、その銀行は勤務先と今後も取引深耕を図りたいと思っている可能性が高いです。仮に審査に一度落ちた場合であっても、銀行担当者が再審査することにより審査が通るケースがあります。

尚、申し込み経路によっても審査が有利に働く可能性があります。申し込み経路は以下のようなものが考えられます。

【申し込み経路】
  1. 店頭受付
  2. 勤務先
  3. 銀行担当者からのセールス
  4. 業者紹介

特に③の銀行担当者からのセールスであれば、若干ではありますが審査が有利に働くことがあります。

心当たりもなく審査が通らない場合は信用情報の開示請求をしてみる

信用情報もカードローン審査で重要な項目となります。

悪い信用情報があれば、審査上不利になりますが、その情報が正しい情報であれば、本人が手続きしても削除することはできません。例えば、過去の延滞履歴を消したい、債務整理した情報を隠したいと考えても意図的な削除はできないため注意が必要です。

ただし安心してほしいのが、信用情報には情報の保存期間があり、保存期間経過の情報は削除されていくという点です。信用情報に延滞や債務整理の履歴が残っている場合は情報が抹消されるまで待つのも手段の一つです。

信用情報の保存期間は以下の通りです。信用情報機関ごとに保存期間が違うため注意して下さい。

【信用情報の保存期間】

CICJICCKSC
任意整理・個人再生取引終了後から5年発生日から5年契約終了日から5年
自己破産取引終了後から5年発生日から5年免責決定日から10年
長期延滞延滞解消日から5年延滞解消日から1年完済日から5年
強制解約取引終了後から5年発生日から5年契約終了日から5年
代位弁済取引終了後から5年発生日から5年契約終了日から5年

因みに、信用情報はカードローン会社の申請により記載されることから、稀に記載内容が間違っていることがあります。

万が一間違った情報が記載されていた場合は、本人の請求により削除できます。信用情報はカードローンだけではなく、クレジットカードの作成や携帯電話の割賦払い等にも影響が出てくるため、間違った情報が掲載されている場合はすぐに対応しましょう。

間違った情報や身に覚えのない情報により審査落ちしている可能性もありますので、不安に思った方は信用情報を開示請求して確認してみるのが良いでしょう。

【信用情報の開示請求】

・CIC:https://www.cic.co.jp/mydata/online/index.html

・JICC:https://www.jicc.co.jp/kaiji/procedure/mobile/

・KSC:https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/

尚、CICはインターネットで即日開示できますが、JICCとKSCは郵送での開示となります。

カードローン審査は同時申し込みをしない

カードローン会社は審査時に個人信用情報を必ず参照しますが、個人信用情報にはカードローン会社が信用照会した履歴が残ってしまいます。

自分の「属性」や「収入」「信用情報」などに不安がある人は、とにかく契約したいがために複数社カードローン申し込みしてしまうことがあります。しかし、複数社同時申し込みすると審査が不利になるためやめた方が良いでしょう。

なぜなら、カードローン会社の立場から言えば、短期間の間に複数社申し込みしている人は「お金の借りるために必死」「お金がなく、首が回っていない」人と感じてしまい、結果的に返済能力に疑問を持つことになるためです。

これは、消費者金融、銀行、信用金庫、どの金融機関でも同じです。「この人に融資しても大丈夫」と思わせるためには、複数社に審査申し込みすることはやめるようにしましょう。

尚、カードローン会社が信用照会した履歴は照会日から6ヵ月で抹消されます。仮に1社落ちてしまった場合、次の申し込みまで6ヵ月待てれば最も良いですが、基本的には1ヵ月から3ヵ月の間に3社以上申し込みしていなければ問題ないとされています。

同時審査申し込みはせず、カードローン会社の審査が落ちた後に次の会社に申し込みをするようにしましょう。

申し込みの虚偽申告は禁止

カードローン審査において「年収」を多く入力したり、「勤続年数」を長くしたりと、自分を良く見せようと虚偽申告する人がいますが、カードローン会社は膨大なデータから平均値をとっているので、虚偽申告は必ずバレます。

例えば「同じ勤務先の人の年収」と比較されてしまったり、同一の業種の平均値から年収を算出したりします。

万が一虚偽申告によりカードローン審査に通ったとしても、源泉徴収票や給与明細などの提出を求めてくるのでいずれバレます。

尚、虚偽申告が発覚した場合はカードローンの契約が強制終了、信用情報にも傷がつき今後他社を含めて借入できないようになるなどの対応がとられるため、絶対に虚偽申告はしないようにしましょう。

他社借入は正確に申告した方が審査に好印象

他社借入があるのにも関わらず虚偽申告する人がいますが、他社借入に関しては信用照会によりすぐばれてしまうため虚偽申告するのはお勧めできません。

他社借入を実際の借入より少なく申告した場合、審査する側からすると「借入を把握していないのか」もしくは「嘘をつく人なのか」のどちらにしかなりません。

その上、申告していなくても信用照会した際に他社借入がバレたら、その借入がある状態で返済比率や総量規制の審査されるため、虚偽申告する意味がなくなります。印象が悪くなるだけなので正確に申告するようにしましょう。

申告ミスで審査落ちするケースもあり!?

カードローン会社のほとんどが、審査をネット申し込みで行っています。

ネット申し込みだと申し込み内容の記載を間違えてしまう人が一定数いますが、審査を完了する前には一度必ず確認するようにしましょう。

申告内容の単純なミスであったとしても審査に落ちる可能性があります。

例えば以下のケースでは審査に落ちるケースがあります。

【申告ミスにより審査落ちするケース】

①年齢の入力ミス(10代以下もしくは70代以上で申し込みした場合は審査落ち)
②勤務先電話番号の入力ミス(不通の場合は審査落ち)
③自宅電話もしくは携帯電話の入力ミス(不通の場合は審査落ち)
④年収の入力ミス(0万円の場合は審査落ち)

尚、消費者金融等ネット完結するカードローン会社であれば、明らかに申告ミスだと思われる情報であっても、カードローン会社から問い合わせが来ることなくどんどん審査落ちすることが多いです。

審査落ちすると、信用照会しておきながら契約に至らなかったケースとして信用情報上もイメージが悪くなります。申告ミスという単純なことで審査落ちしないように、しっかり確認するようにしましょう。

審査に通りたいなら銀行より消費者金融に申し込みする

カードローン審査は、全体的に見ても銀行よりも消費者金融の方が審査に通りやすい傾向があります。

銀行カードローンは少しでも信用情報に懸念があればどんどん審査落ちしますが、消費者金融の場合は独自審査で、多少情報が悪くても契約できるケースがあります

その場合は利用限度額が10万円等小口契約となる場合が多いですが、しっかり返済履歴をつくって信用を積み上げれば利用限度が上がることも多いです。

消費者金融は「利息が高い」とイメージを良く思っていない人も多いですが、小口契約であれば利息の負担も大きくないため、とにかくカードローン契約をしたい方は、消費者金融への申し込みを検討してみることをおすすめします。

消費者金融審査であれば最短即日契約

消費者金融カードローンであれば、即日契約し即日融資を受けることも可能です。

銀行であれば最短でも翌営業日の契約となってしますため、「とにかく今すぐに借りたい」という場合は消費者金融のカードローンへの申し込みするのが良いでしょう。

カードローン審査が不安な人は中小消費者金融も検討する

信用情報や年収など様々ン面でカードローン審査に不安を抱えている人は、中小消費者金融からの借入も検討してみてください。

例えば、過去に債務整理などの金融事故を起こし、信用がブラックになっていたとしても、中小消費者金融であれば審査に通る可能性があります

審査に通る可能性があるのは以下のケースに当てはまる人です

  • 現在定職についており、安定した収入を得ている
  • 返済比率が低く(約20%以下)新たな借入しても十分に返済が可能
  • 自己破産して借金が無い、もしくは任意整理で完済が近い

実際に中小消費者金融の「アロー」や「セントラル」であれば、審査に一般的にブラックと呼ばれている人も審査に通った実績があります。

何度も言いますが、個人信用情報を基に審査するのはカードローン会社です。

アコムなどの大手消費者金融は、信用情報がブラックの人はどんどん審査落ちしますが、アローやセントラルなどの中小消費者金融は、大手消費者金融とは違う「独自審査」を行っているため、審査に融通が利く場合が多いです。

大手消費者金融に審査落ちしてしまった人は、中小消費者金融も検討してみてはいかがでしょうか。

ただし一点注意点を挙げるとしたら、中小消費者金融であっても貸金業法の順守は義務付けられているため総量規制を超えた契約はできないということです。多重債務者は審査を通過することは困難ですが、金融事故によりブラックな人は中小消費者金融も検討してみてください。

尚、中小消費者金融であっても借入金利は大手消費者金融と大きく変わりません。利息制限法の範囲内で貸付を行っているため、安心して契約ができます。

以下に代表的な中小消費者金融と、借入上限額、金利の一覧を掲載します。

【中小消費者金融金利一覧】

カードローン会社借入上限額金利
アロー200万円年15.0%~年19.94%
セントラル300万円年4.8%~年18.0%
フタバ50万円年14.95%~年17.95%
フクホー200万円年7.3%~年20.0%
エニー100万円年15.0%~年20.0%

審査に通らなくても絶対闇金には絶対に手を出さないこと

正規の貸金業者や金融機関であれば、必ず審査は行われます。なぜなら「総量規制」を順守する義務があるため、正確に申込人の年収と借入状況を把握する必要があるためです。

ネット上には「審査なし」「ブラックでも借りられます」「誰でも借りられる」などの文言で宣伝しているカードローン会社が存在します。これらはいわゆる「闇金」ですので絶対に手を出さないようにしてください。

どうしてもカードローン審査に通りたく、このような甘い文言に騙されてしまう方がいますが、闇金は一度手を出すと絶対に完済できない仕組みになっています。

10日で1割(トイチ)、10日で3割(トサン)など膨大な金利が計上されていくため、返済をいくらしたとしても、返済元金が減ることはありません。その上万が一返済が滞った場合は会社や家族にまで危害が及ぶ可能性があるため、絶対に手を出さないようにしましょう。

近年は「ソフト闇金」のようにホワイトなイメージを持たせるような闇金も増えてきていますが、ソフトであってもソフトでなくても闇金は闇金です。利息制限法のみならず出資法にも抵触する犯罪行為ですので、甘い言葉に騙されないようにしましょう。

尚、正規の貸金業者は金融庁のホームページで検索することができます。ネット上で検索した中小消費者金融は正規な業者か分からないという人も多いでしょう。まずは一度検索して正規の金融機関かどうか確認することが大切です。

登録貸金業者情報検索入力ページ

多重債務で審査に通らない場合は債務整理も検討

多重債務で借金返済のために新たな借入を検討している方は、これ以上新たな借入を増やすよりも法的な手続きにより借金を減らす方法を考えた方が良いでしょう。

自己破産をはじめとした債務整理であれば、借金を大幅に減額もしくは減免することができ、多重債務から解放されます。

債務整理すると個人信用情報に債務整理した記録が残り、今後最低5年は新たな借入はできなくなりますが、多重債務であればいずれにしても新たな借入はできないため、債務整理を検討する方が良いでしょう。

尚、債務整理には「自己破産」「個人再生」「任意整理」などがあります。法的手続きのため弁護士や司法書士に依頼することとなりますが、いずれの債務整理の方法を選択するかは、専門家とよく話し合って決めるようにしてください。

カードローン審査のまとめ

カードローン審査に通るためには特に以下の点に気を付けましょう。

  • 年収と借入のバランスをみて申し込みする
  • 返済比率35%以内、総量規制以内で審査申し込みする
  • 給与振込があるメインバンクもしくは消費者金融系カードローンに審査申し込みする
  • 信用情報に不安がある人は中小消費者金融に申し込みする

申し込み条件にある通り「返済能力」は審査する上で重要な項目です。信用情報に関しては今から自分で対処できることがないですが、返済能力に関しては借入金の整理で改善できます。

カードローン審査に通りたい人は、今回紹介した9つのポイントを意識して申し込みしてみてくださいね。

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